【DIY】折りたたみチェアを自作!ケンタッキースティックチェア

長さ1820mmの角材8本を使って折りたたみ式で木製の椅子を作ってみました。

この椅子には正式名称があって「ケンタッキースティックチェア」という名前だそうです。

ケンタッキースティックチェア

今回は部屋用ということで作製しましたが、ガーデンチェアやアウトドアチェアにも使えます。

ローチェアを探していて、カーミットチェアに似たキャンプチェアやニトリの安いローチェアでも買おうかなと思っていたんですが、YouTubeでこの「ケンタッキースティックチェア」を作っている動画を見つけて、自作するのもアリだなと考えた次第です。

ちなみに30×40の1820mm角材は、1本198円だったので木材だけの材料費だと1,600円かかってません。
それでもやっぱり自分でDIYすると価値はプライスレス!
座るたびに満足感を感じます。

というわけで、参考にした動画と過程などをまとめてみました。

参考にした動画と過程

この「ケンタッキースティックチェア」。
ただ木を切って穴を開けて組み立てるだけという椅子なんですが、重厚感もあってなかなかオシャレな雰囲気です。

ハイバックなので頭も支えてくれますし、木製でも意外とお尻も背中も痛くならないです。

一番参考にした動画がこちらです。

この動画の中でそれぞれの角材をカットする長さや穴あけ位置、組み立て順なども紹介されているのでとても参考になりました。

ただ、自分でDIYするための手持ちの道具は、穴あけドリル以外はのこぎりとハンドサンダーという非自動工具だったので切ったり穴あけはチョー手間でした。。

それぞれの角材からカットして切り出す長さ

どの動画を見ても、8本の1820mm角材をそれぞれどの長さで切り出すかを紹介されていなかったので、一応自分がカットした目安をご案内。

ケンタッキースティックチェア材料

A:1050・375・375 = 1800
B:1050・375・375 = 1800
C:787・787・228 = 1802
D:787・787・228 = 1802
E:875・875 = 1750
F:745・745・228 = 1718
G:375・375・228・228・228・228 = 1662
H:228・228 = 456

単位はmmです。
この長さで切り出せば一番効率よく無駄なく部材がとれます。たぶん。

塗装はお好みで

前に作ったベンチと雰囲気を合わせたかったので、同じブライワックスのジャコビアンを使いました。

ケンタッキースティックチェア塗装
人気色らしいですが、アンティーク風に仕上がって木目も本当に綺麗に出るので気に入ってます。

アウトドアチェアやガーデンチェアとしての利用を考えているなら、防水や色落ちなどを考えて塗料を選ぶ必要がありますね。

塗装をするだけでまったく雰囲気が変わるので、ぜひ好みの塗装で仕上げてください^^!

穴あけとそこに通す棒代わりにロープを利用

角材を切り分けたらそこに穴を開けて、組み立てながら「長ネジ」とか「全ネジ」とかいう長いねじ切りされた棒を通してそれぞれを固定していきます。

が、この長い金属棒を曲がらずに差し込んでいけるほど精度に自信がなかったので、ロープを使うことにしました。

ケンタッキースティックチェア

このロープは綿素材で太さは8mm。

先ほど紹介したYouTubeの動画でも最終的にガイロープを一部で使うことにしたようなのですが、もっとナチュラルな雰囲気を出したかったので綿ロープにしました。

太さは8mmくらいがちょうど良いと思いますが、もしこのロープを使うなら穴あけ段階で注意することが1つ!

それは穴あけのサイズを「10mm」で開けておくこと。

8mmでは通りません・・。経験者。笑
すべて開け直しました。(泣)

ロープの処理は簡単な止め結びで全然問題ないです。
ただし、ロープが緩んでくる可能性があるので締め直したりすることも考えて少し余裕を持って切っておいたほうが後々楽かと思います。

ケンタッキースティックチェア

このあたりのロープ使いのアイデアはこちらの動画を参考にしました。

折りたたみも可能なので便利!

きっと「全ネジ」を使うよりも「ロープ」などを使ったほうが折りたたみするのが楽だと思います。

適度な遊びがあるので、自在に隙間をとってくれますし、簡単にペタっとなってくれます。

ケンタッキースティックチェア折りたたみ

多少は軽くもなるでしょうし、収納する際もさほどスペースをとらなくなるように思います。

いまのところ折りたたんでどこかに移動させることはほぼないんですが、この椅子自体がかなり大きいのでちょっと別の部屋に持っていくという場合にも都合が良いかな〜という感じです。

材料費も安くて、作るのも簡単。
その割に出来上がった満足度は高いので、なかなか良いDIYとなりました。

 

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